COACH
漕げなくても、教えられる。
競技経験のないままボート部の顧問になった。その不安が出発点で大丈夫です。 見る・記録する・環境を整える・安全を守る。漕げなくてもできることを、 必要な順番で4つの章にまとめました。
顧問一年目の、4つの章
上から順に読める並びです。まずは第1章の「艇と用具」から。
- 艇と用具の基本を知る艇の壊れやすい場所、スカルとスイープの違い、点検と記録。道具を「壊さない・壊させない」ための最低限から始めます。読了目安 5分
- 安全に送り出す・迎える送り出す前の確認、水上との連絡、迎えるときの習慣という、岸にいる顧問にできる見守りの型を整理しました。読了目安 5分
- 90分練習を組み立てる時間割の枠と、当日に見るポイント、振り返りの習慣をまとめました。メニューは発明せず、選手と経験者の知恵を借りて埋めます。読了目安 5分
- 選手への声かけを変える事実を聞く・比較しない・過程に触れるの3原則と、明日から使える言い換え例を集めました。声のかけ方で練習の質は変わります。読了目安 5分
なお、艇の購入や保険、部の予算といった運営の事務は、この4章では扱っていません。 学校ごとに手続きも事情も違う領域なので、ここでは日々の練習と安全の見守りに絞っています。
経験者に助けを求めるとき
四つの章を読んでも、漕ぎの細かい感覚までは文章で埋めきれません。 そういう部分は、大学までローイングを続けたOB・OGや、近隣クラブで漕いできた経験者に、 月に一度でも練習を見てもらうのが早道です。頼むときは、日時と見てほしいことを 一つに絞って伝えると、相手も引き受けやすくなります。
文例:「◯月◯日の午後、90分の乗艇練習を見ていただけませんか。 キャッチの動きが人によってばらばらで、何から直すべきか助言をいただけると助かります。 艇の準備と当日の進行はこちらで整えます。」
保護者の方向けの案内は別ページにあります(保護者の方へ)。競技の仕組みや安全の考え方を、家庭に伝えるときに使えます。
