TOOL
暑熱リスクの目安
気温と湿度を入れると、一般に使われている注意レベルの段階を、幅のある目安として表示します。
それでも、気温と湿度しか手元にない場面はあります。艇庫の温度計と、 スマートフォンの天気だけ。そういうときに「どのくらいの構えでいるべきか」を つかむための、ごく簡単な目安です。
結果は、ひとつの段階に決め打ちせず幅で出します。気温と湿度だけでは、そもそもひとつに決められないからです。 迷ったときは、いつでも厳しい側で見てください。
この段階は、どこから来ているのか
段階名(ほぼ安全・注意・警戒・厳重警戒・運動は原則中止)と、気温の区切りは、 日本スポーツ協会が公開している「熱中症予防運動指針」の考え方に沿っています。 この指針は暑さ指数(WBGT)で判断することを求めていて、気温の欄は「暑さ指数が手元にないときの参考」として置かれているものです。 こぎだしが独自の基準を作ったわけではありませんが、ここで使っている区切りは表示上の簡易目安であり、公式の基準値そのものではありません。正確な区切りと最新の文言は、必ず日本スポーツ協会の公式資料で確認してください。
湿度で1段階厳しく見るのも、指針そのものの考え方です。気温を使うときは湿度に注意し、 湿度が高ければ1ランク厳しい指針を当てる、と書かれています。日射と水面の照り返しに ついては、指針に数値の規定があるわけではありません。ただ、暑さ指数のなかで日射・輻射熱は 気温より大きな重みを持ちます。だからこのツールは、日射が強いとき、そして日射が 分からないときも、厳しい側に寄せています。
ローイングには、この競技だけの事情もあります。コースの上に日陰はなく、艇は進み続けるので 体には風が当たり、汗は乾き、涼しくすら感じる。それでも体の中では熱が積み上がっています。 気温と湿度の数字は、その一部しか写しません。