こぎだし

TOOL

レース当日の逆算タイムライン

発艇定刻を入れると、規則が「◯時間前」と定めている締切が、時刻になって時系列に並びます。実際の締切を決めるのは、その大会の要項です。

競漕規則は、時刻を書いていません。書いてあるのは「発艇定刻の◯時間前」という距離だけです。だから当日は、プログラムを見ながら頭のなかで引き算をすることになります。 艇を下ろし、リガーを締め、点呼に応える合間の、朝の艇庫での作業です。

このツールがやるのは、その引き算だけです。「2時間前から1時間前まで」を、「11:30 〜 12:30」に直します。それ以上のことはできません。

レースの時刻を入れる

発艇定刻(スタートの予定時刻)

プログラムに書かれている、スタートの予定時刻を入れてください。2つとも同じ時刻で構いません。

自分(自クルー)が、その日・その種目で最初に出るレースです。計量の時間は、いま出るレースではなく、こちらを基準に決まります。
その日の1本目に出るなら、上と同じ時刻を入れてください。
あてはまるものにチェック

チェックした人にだけ関係する項目を足します。あてはまらない項目は、はじめから表示しません。

入れた時刻は、この画面の中だけで計算しています。どこかへ送ることも、 端末に保存することもありません。画面を閉じれば消えます。

当日の時系列

このレースの発艇定刻(すべての締切は、ここから逆算します)
2つの発艇定刻を入れると、規則が「◯時間前」と定めている締切が、時刻になって下に並びます。

ここに並ぶ時刻は、2024年4月版の競漕規則が定める原則を、入力した発艇定刻から機械的に逆算しただけのものです。実際の締切を決めるのは、その大会の要項と代表者会議での決定です。大会によって緩和・変更があります。安全とレース運営に関わる判断は、必ず大会要項と、審判員・指導者の指示を優先してください。

このツールは、要項を読むための下敷きです。要項の代わりではありません。 要項に書かれた時刻と、ここに出た時刻が食い違ったときは、要項が正しいと考えてください。

発艇定刻そのものが変わることもあります(荒天による順延、進行の遅れなど)。 当日は、掲示と場内放送を最後まで確かめてください。

この時刻は、どこから来ているのか

計量を受けられる時間
2〜1時間前
棄権届の締切
1時間前
競技者交代の届出
1時間前
分読みの開始
5分前
スタート位置に着く
2分前
2024年4月版の競漕規則・細則にもとづきます。ここに出したのは、規則が定めている「原則」の逆算幅です。規則は改定されますし、大会ごとに緩和・適用除外もあります。実際の締切は大会要項が定めます。

引き算そのものは、難しくありません。難しいのは「何の◯時間前なのか」です。規則は、ぜんぶを同じレースから測っているわけではないからです。 ここが、当日いちばん取り違えられるところだと思います。

基準は、ひとつではない

計量の時間は、その日・その種目の「最初のレース」から測ります。自分がこれから漕ぐレースからではありません。だから、その日の1本目が朝いちばんで、 自分の出番が夕方でも、計量の時間は朝のうちに開いて、朝のうちに閉じます。 「自分のレースの2時間前に行けばいい」と思っていると、間に合いません。

いっぽう、棄権届・分読み・スタート位置に着く時刻は、「そのレース」から測ります。こちらは直感どおりです。そして競技者交代(メンバーの入れ替え)の届出は、そのクルーの「大会での最初のレース」から測ります。今日ではなく、大会を通しての1本目が基準です。前の日にもう漕いでいるクルーなら、 この締切はすでに過ぎています。このツールは今日の最初のレースから逆算して表示しますが、 その点は結果の中でも断ってあります。

同じ「1時間前」という言葉が、行によって別のレースを指しています。 規則を読んでいて混乱するとしたら、たいていここです。時刻に直してしまえば、 この違いは目で見えるようになります。

このツールが計算しないこと

当日の予定には、規則の外で決まるものも多くあります。受付の時刻、代表者会議の時刻、艇の積み下ろし、監視を受ける時刻、 ポンツーンを出る時刻。こうしたものは、その大会の要項と現地の運営が決めます。 規則から機械的に逆算できるものではないので、このツールには出せません。 ここに並ぶ時刻は、当日の予定の一部でしかありません

発艇定刻そのものが、荒天による順延や進行の遅れで動くこともあります。 そうなれば、ここに出た時刻はすべて意味を失います。最後に効くのは、 いつでも掲示と場内放送と、審判員の言葉です。

それぞれの締切を、もっと詳しく

計量が実際にどう行われるのか——舵手の公式計量がなぜ1回限りなのか、 軽量級はなぜ何度でも受けられるのかは、舵手と軽量級の計量にまとめました。分読みの号令、ロールコール、そして「1分前」という分読みが 存在しないことについては、スタート手順に書いてあります。当日の流れを通しで見たいときは、レース運営からどうぞ。